血管内焼灼術(レーザー/高周波)
血管内治療は、静脈を内側から焼いてふさいでしまうレーザーファイバーや高周波カテーテルによる治療です。
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まず、静脈に細い針を刺して、その針穴から静脈の中に細いレーザーファイバーや高周波カテーテルを入れます。
次に、この細いファイバーやカテーテルにレーザーや高周波電流を流して、内側から熱を加えて、静脈を焼いてしまいます。
焼いてふさがった静脈は血液が流れなくなり、その後半年から1年で自然に身体に吸収されます。静脈を抜き取る従来の手術に比べて、切開の傷が小さいため、体への負担が軽く、低侵襲な治療です。また、局所麻酔で30分程度で終了するため、日帰り手術で行うことができます。
治療にはレーザーを使う「レーザー治療」と高周波を使う「高周波治療」の2種類があり、どちらも保険が適用されています。
血管内塞栓術
下肢静脈瘤用に開発された医療用接着材(シアノアクリレート グルー)を治療する静脈内に注入て血管をふさぎ、逆流を止める方法で、この治療法も保険が適用されています。