手術が必要伏在型静脈瘤
伏在型静脈瘤(ふくざいがたじょうみゃくりゅう)は皮膚に近い静脈が浮き出て、血管が太くなりぼこぼこした状態です。
脚の付け根の逆流防止弁が壊れた大伏在(だいふくざい)静脈瘤と、ひざ裏の逆流防止弁が壊れてふくらはぎに症状が現れる小伏在(しょうふくざい)静脈瘤にわけられます。いずれも静脈の直径が4mm以上になり太くなった状態の静脈瘤です。軽症タイプ側枝型静脈瘤
側枝型静脈瘤(そくしがたじょうみゃくりゅう)は伏在静脈瘤から枝分かれした、やや細い血管が浮き出た状態になる静脈瘤です。
血管のコブは2~3mmに拡張していますが、伏在型静脈瘤と比較すると小さい静脈瘤です。軽症タイプ網目状静脈瘤
網目状静脈瘤(あみめじょうじょうみゃくりゅう)は青く細い血管が見えることが特徴です。
皮膚表面にある静脈が蛇行しています。軽症タイプクモの巣状静脈瘤
クモの巣状静脈瘤は赤く細い血管がクモの巣のように皮膚にひろがって見えます。
クモの巣状静脈瘤が進行して伏在型静脈瘤になることはありません。